この時期 旬で美味しい筍*
煮物、炊き込みご飯、チンジャオロースなど活躍の幅はさまざま*
筍は名前のとおり、竹の芽の部分。
とても成長が早く 10日程(一旬)で竹になるため、
漢字で「筍」と書くそうですよ。
今回は「筍」についてです*
☆旬はおおむね4月~6月
よく出回るのは「孟宗竹」という品種
☆新鮮な筍の見分け方
・伸びすぎていないもの
・皮の部がしっとり、色がうすいもの → 濃いとあくが強い
・根のいぼが少ないもの
☆鮮度を保つ方法
筍は収穫された後、日がたつにつれアクが強くなります。
アク抜き、下茹でをしっかりして 水に浸した状態で、蓋をし、冷蔵庫で保存。
水をこまめにすれば7日間もちます。
※アク抜き 参考のサイトはこちら
→http://www.sirogohan.com/recipe/takenokoaku/
☆筍に豊富な栄養素
・カリウム
…高血圧予防。むくみの防止。塩分の排泄を促します。
透析患者様はとりすぎると心不全の要因となるので注意です。
・食物繊維
…糖の吸収をゆるやかにする。便秘予防。腸内環境を整え、免疫力UP。動脈硬化予防。
食物繊維の中でも、不溶性の食物繊維が多い竹の子。便のかさを増やして排便をうながす働きをもっています。
食物繊維について 詳しくはこちら
・チロシン(アミノ酸のひとつ)
…健脳効果。ドーパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質の材料になります。
記憶力を高めるため脳の回転がよくなるので健脳効果がある。
*オススメな食べ合わせ*
竹の子+ こんにゃく、わかめ=便秘予防、動脈硬化予防
(例)竹の子とわかめの澄まし汁
竹の子+さつまいも、かぼちゃ=健脳効果、老化防止
(例)竹の子、かぼちゃの含め煮