あけましておめでとうございます*
管理栄養士の田中歩です^^
2017年はじまりましたね。
今年もすこしずつ「食」「栄養」の情報をのせていきます*
よろしくおねがいいたします**
2017年最初の投稿は、この時期に旬の「くわい」についておとどけします*
みなさん「クワイ」ってご存知ですか??
お節料理に欠かせない縁起の良いものなんですよ*
☆お節料理に欠かせない「芽が出る縁起物クワイ」☆
もともとは中国にあった野生種から改良されたもので
江戸時代からさかんに栽培されていたようです。
日常的に使うことは少ないですが、年末年始のこの時期に登場します*
古くから茎の先に芽が見えることから「芽出たい」という意味で、出世を祈願して
正月のおせち料理の食材として使われています(^^)
「クワイの含め煮」にして作ることが多いようです。
☆旬:11月~2月
☆新鮮なクワイの見分け方
・芽に張りがありピンとしている物
・丸く膨らんだ部分が硬い
・表面に艶があるもの
☆保存方法
・水をはったボールの中にクワイを浸して、冷暗所におくと日持ちします。
・数日で使う際は、乾燥しないよう袋に入れるなどして冷蔵庫に入れておけばOKです。
<下処理>
・クワイには強いアクがあるので、煮物などで食べる際は下茹でを。
下茹では、皮を剥いて水にさらし、米のとぎ汁の中にいれて茹でます。
※揚げたり、丸ごと焼いたりする際は、下茹での必要はありません。
☆クワイに豊富な栄養素
【糖質】:じゃがいも、さつまいもと同じように糖質が豊富。食べ過ぎには注意です!
【タンパク質】:野菜の中でもダントツでタンパク質が豊富。芋類と比較すると、約4倍もタンパク質があります。
【カリウム】こちらも野菜の中でもダントツで豊富です。ミネラルバランス(細胞の浸透圧の維持)。筋肉の収縮をスムーズに。高血圧予防、むくみの予防にも◎
☆おススメ料理☆
<くわいの素焼き>
くわいを水洗いして、グリルで5分ほど様子をみながら素焼きにして、塩を少しまぶして。もしくは素揚げにしても◎
煮物もおいしいですが、カリウムは水に溶けやすいので、
素焼きにすることで、豊富なカリウムを逃さずにとることができます^^
ぜひ*ご参考に*
ご覧いただきありがとうございます(^v^)