*お子様ランチを病院で*

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作っちゃいました☆笑
職場の高齢の患者様に(・ω・)

.

「病院でお子様ランチなんて出しちゃっていいの!?」

.
そう思われるかと思いますが

透析専門の私の職場では

制限範囲内で、調整が出来れば差し支えないです☆*
もちろん栄養価、水分量、喫食量、患者様の血液データ、服薬、アレルギー等を考慮し、

普通のお子様ランチの内容と少し異なりますが。。

 

食欲なくて食べられなかった患者様が興味をもって食べられていたり、
「けっ、こんなもの!」と言いながらもまくまく綺麗に完食する患者様をみると

とてもニヤニヤします( ´ ▽ ` )笑

…………………….

私の職場は

透析治療をしている患者様が入院しています。
50代〜90代まで様々な患者様がいます。

多くは経済的、家族関係の理由などで自宅に帰れず、ほぼ病院で最後をむかえます。
1人で旅立つ方も、多くいます。

最初は食べられていた方も

容態が悪化したり、老化や認知症などで食欲をなくされたり、食事自体に興味をもたなくなったり。。

ちょっとずつ無表情になって

それに伴い、栄養状態も身体も悪くなっていきます。

.私達 栄養士、管理栄養士は

患者様を栄養からサポートするコトが大切。

でもやはり

+ 美味しい食事を提供するコトもとても大切です。

食事は不思議なもので

美味しいもの・オモシロいもの・彩りあるもの心のあるゴハンを食べるだけで

 一瞬、ワクワクしたり ふっと表情がゆるんだり  ほころんだり  懐かしかったり 心が救われたり。。

ほんの一瞬だけど、その人生のほんの一瞬 、ココロや視界が「カラフル」に色づいて

「まだちょっと生きてみようかな」

「もうちょっと頑張ってみようかな」

そんな風に思える「力」が「食事」にはあると感じています。

私も実はそうやって「食」にすくわれてきました。

ゴハンが美味しそうだから
「 今日はゴハン一口食べてみようかな 」  

 「今日はリハビリ頑張ったよ!」

その人の「ちょっとでも生きたい」と思うワクワクしたキッカケを作れたら、、!

そんな想いで
私と科長でワクワクしながら
色んなゴハンに挑戦してます٩( ‘ω’ )و

(365日 お子様ランチの様な食事を出す事は出来ませんが笑)

人生の最後を迎える時に

「あんなゴハンが食べれてよかったな」
そう思って頂ける食事が提供できたら最高です。

管理栄養士としては本当にまだまだですが

引き続き 精進していきます*

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