◇災害時でのエコノミークラス症候群◇

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いまだ余震が続いている熊本県。
早く地震が落ちつき、現地の方が心落ちつく状況になることをただただ祈るばかりです。

被災してエコノミークラス症候群で亡くなる方がでております。
車中生活、避難所での生活が続くと
水分不足や運動不足により

エコノミークラス症候群にかかりやすくなります。

今回、原因と対策についてまとめました。

*原因*

車中生活、避難所での生活が続くと
水分不足や運動不足になりやすくなります。

それにより血液の粘度が上昇し

長時間 座ることにより下肢が圧迫され続けると
うっ血(血液の流れが滞り)し、血栓(血の塊)が生じてしまいます。

立ち上がった際に、この血栓が血液の流れにのって移動し、
肺の細い血管で詰まることで、呼吸困難や動悸をひきおこし「肺塞栓症」になります。
この一連の流れが「旅行者血栓症(エコノミークラス症候群)」です。

*こんな方は特に要注意*

○肥満、高血圧、などの生活習慣病の人

○糖尿病の方

○透析治療を受けてる方

○40歳以上の女性

○下肢静脈瘤を有してる人

○タバコを吸う方

*予防・対策*

○足のマッサージ

→こまめに足を動かしたり、できなければマッサージをして血流を良くしましょう。

○適度な水分補給

→水分なので、ジュースではなく水、お茶などを補給しましょう。

脱水症状の様子によってはポカリスエットなどのミネラルが入っているものを。

また 透析治療を受けてる方は水分制限があるので、その点 留意しましょう。

参考文献

大塚製薬

http://www.otsuka.co.jp/health_illness/jama/dvt/

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