油脂(あぶら)って敵かな?

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こんにちは

管理栄養士の田中あゆみです*

はじめましての方は

こちらからどうぞ

先日 私の友人から 

「ダイエットしたくて

食事の油脂を出来るだけとらないようにしている」

と、相談を受けました。

「脂をとってしまうと太ってしまう

炒めものからサラダから抜き去るようにしてる!」

と。

ところで みなさん

脂って カラダの敵だと思いますか??

かつての私は

自分のカラダを醜くさせる憎きものだと

思っていました  笑

でも実際に

油を極限、極力抜いて

ダイエットをした結果
私は初めて 油脂のありがたみに気づきました!

カラダの中での油脂の働きについて

私の経験も交えながら

紹介していきます(*⁰▿⁰*)

あぶらのありがたいカラダの役割3つ

.

.

1.カラダを動かすエネルギー源



脂質は 1g あたり 9kcalの

エネルギーを生じます。

(ちなみに糖質、タンパク質は1g あたり 4kcal)

脂質は食べてすぐに、エネルギーにはならず

時間をかけて ゆっくり消化されて

1番最にエネルギーとなります。
次の食事まで 長時間空きそうな時に

脂質のある食べものを、食べておくとはらもちがよいです✨

しかし、

必要以上に取りすぎてしまい

エネルギーとして使われなかった分は

皮下脂肪としてカラダに蓄えられ

過剰に取り続けると肥満になります。

2. すべすべ弾力のある肌作り、細胞を構成してくれる。
油はカラダが吸収して、コレステロールとなりカラダの中を巡ります。

なぜカラダを巡るかというと

細胞の膜を新しいものにするため。
目や心臓、胃、肺など

もちろん 女性が気になる肌もです!
この膜の二重膜を作ることで

弾力を保つのです。

ちなみに
かつての私は油を抜きすぎて

手足の甲や爪が季節問わず いつもカサカサでした 笑。

また脳の半分は脂質からできています✨

脂質がないと私達のカラダは保てません。

3.ホルモンの生成
油脂は私達のカラダを調整するホルモンを作る材料です☆
副腎皮質からつくられる糖質コルチコイド、ミネラルコルチコイド、、
作られるホルモンは色々ありますが

特に 私が声を大にしたいのは
性ホルモン!笑


男性のテストステロンや

女性のエストロゲンなど。

これは女性必見!!ともいいたいくらい
大切な事です、
そう女性ホルモンは油脂から作られます。

これが極限まで無くすとどうなるか。。

女性ホルモンが作れなくなります。


行きすぎると無月経。。なんていうことも、、!!

私の場合は

女性ホルモンを作る材料をとっていなかった

+

ガリガリに痩せていて 自分のカラダが毎日生きるのに必死で

エネルギーやわずかな油ですらも

ホルモンを作る事にさく事ができなかった。。

生存が優先順位が高く

生殖機能は後回しになっていたようです。

結果
子宮が平均の大きさよりも小さくなって

 生理が1年止まってしまい。

自発的に生理が来るまで戻すのに

6年もかかりました。。泣

油脂や食事の抜きすぎは控えましょうね!( ´ ▽ ` )💦

3.カラダを守るクッションになり、また体温を保つ

2.とも共通すると思いますが

私達のカラダの脂肪は

体温を保持したり
外の衝撃から内臓やカラダをまもってくれます✨
私はやせすぎた時 これはいたく実感しました。
なぜか、季節問わず ずっと冷え性!
また、寝る時 痛いんです、、笑
皮一枚みたいなものだったので

背骨や仙骨(お尻と腰の境目にある骨)

かかと、ひじ。。
齢17歳にして  

床ずれをもつ寝たきりのおばあちゃん達のの気持ちが良くわかりました、、笑

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