おせち料理はおせちく?由来と意味って?

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こんにちは

管理栄養士の田中あゆみです(^^)

お正月2日目ですね🌅

みなさまいかがお過ごしですか??

私は今日から仕事はじめで

職場では簡単ですが

おせち料理を患者様に提供しています✨

みなさんは「おせち料理」

召し上がりましたか??

「おせち料理」のそれぞれの

意味ってご存知ですか?٩( ‘ω’ )

 

「あれ、、?なんだっけ?」

「食べたけど、忘れちゃったなぁ」

 

そんな方もそうでない方も 食卓の話題に*

今回は、おせち料理の意味や由来をご紹介していきます🎍✨

【最初は「おせちく」?お正月だけじゃなかった?おせち料理の由来】

 

元旦や五節句などの節日を祝うため、

神様にお供えしてから頂いたものを

「御節供(おせちく)」と呼んでいたそうです。

本来、お正月だけではなかった「おせち料理」

一番最初は 弥生時代!🌾

 

そして平安時代の宮中でとりいれられ

江戸時代にこの行事が庶民に広まって

 

一年の節日で重要なお正月にふるまわれる料理が

「おせち料理」 と呼ばれるようになりました*

 

 

【昔のおせち料理ってどんなものだった?

 

神様へその土地でとれた

収穫の報告や感謝の想いをこめ、

その土地の収穫物をお供えしていたようですが、

暮らしや食文化が豊かになり

山海の幸を盛込んだご馳走となり、

現在のおせちの原型ができたそうです。

また、

「正月三が日は主婦を家事から解放する」 という意味を含め、

保存の効く食材が中心のもの

になったといわれています。

お母さんに優しい行事なんですね🎍

 

【おせち料理のルールと簡単に料理の紹介】

 

「めでたさを重ねる」

という意味がおせち料理にはあります。

基本はお重に料理を詰めていくのですが

各段ごとに詰める料理が異なり、

「この段にはこれを詰める」

というルールと、

素材や料理に込める意味があります。

 

 

基本は四段重ねですが、

最近は三段重が多いようです。

 

地方やしきたりによって

詰め方は異なるようですが、

代表的な詰め方をご紹介✨

重ねた時に1番上にくる「一の重」

祝いにふさわしい

祝い肴(ざかな)と口取りをつめます。

 

口取り=かまぼこ、きんとんなど

酒の肴になる甘めの料理

 

数の子「子孫繁栄」

ニシンの腹子である数の子は、卵の数が多いことから*

 

 

田作り「五穀豊穣」

片口イワシの稚魚を干し、甘辛く煮たもの。

イワシを農作物の肥料に使った田畑が

豊作になったことから。

「五万米」の字を当て「ごまめ」とも呼ばれます

 

 

黒豆「邪気払い/マメに勤勉」

邪気払いとマメに勤勉に働くようにとの意味。

 

たたきごぼう「家が丈夫で」

ごぼうは地中深くに根が入っていく野菜。

家の基礎が堅牢であることを願います。

 

 

紅白かまぼこ「魔除け/清浄」

赤は魔除け、白は清浄の意味があります。

 

伊達巻「博学卓識」

伊達巻きが巻物に似ているため、

知識が増えるようにとの願いがあります。

 

 

昆布巻き「よろこぶ」

「こぶ」は「よろこぶ」と縁起が良いとの事。ちょっとしたダジャレですね 笑

 

栗きんとん「豊穣/勝負運」

豊かさと勝負運に○

きんとんが黄金色に輝く財宝に

たとえて豊かな1年を願います。

 

 

ちょろぎ「長寿」

「長老喜」「千世呂木」と書くため

長寿の意味があります*

 

錦玉子「金と銀」

黄身と白身の2色が金と銀に例えられています。

二の重からさきもありますが

今回はここまで!

続きは次回に☆

最後まで読んでいただきありがとうございます😊

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