MORE美 TOP 女性の起業支援情報 売上目標を立てるための希望年収算出法!あなたはいくら欲しい?

売上目標を立てるための希望年収算出法!あなたはいくら欲しい?

こんにちは、余吾です。

商売をするうえで、売上目標はとっても大切ですね。その売上目標はどのように決めていますか?今回は売上目標を決めるために必要な、希望年収についてです。希望年収がわかれば、売上目標も立てられますので、早速ご紹介します。

あなたは希望年収を決めていますか?

あなたは「希望年収はいくらですか?」という質問に答えられますか?

希望年収と現実のギャップが大きすぎるのは、フリーランスや副業でも挫折したり、モチベーションを下げたりします。そうならないためにも希望年収を算出して、現実とのギャップがどのくらいなのか、確認してみましょう。

希望年収を決めた方がいい3つの理由

ではなぜ、希望年収を決めた方がいいのでしょうか?それは、モチベーションアップはもちろんですが、もっと現実的な理由が3つあります。

  • あなたの理想の生活のイメージを明確にするため
  • あなた自身の人生で必要なお金をしっかり把握するため
  • あなたの老後はいくら必要なのかを確認するため

一般的な理想の年収という考えは捨てる!

転職であれば、前職が年収400万円だからそれ以上は欲しい、というような一般的な考えができます。ですが、フリーランスや副業は一般的な年収というのは存在しません。自分で価格設定をして、自分で粗利を出します。「だいたい、これくらいの収入になればいいかな?」なんてどんぶり勘定はやめましょう。根拠がなければ、価格設定までも曖昧になってしまいかねません。

1億円ってバカの一つ覚えかっ!!

私は少し前まで、「希望年収1億円」と豪語していました。もちろん本気でした。ですが、私の師匠がそれを聞いて「1億円ってバカの一つ覚えか!!月収にするといくらだ?どうやって稼ぐ?具体的に説明してみろ!」と言いました。当然、なにも答えられませんでした。

1ヶ月約834万円の収入。途方もない金額です。私は月収でいくらになるのかさえ、聞かれるまで意識していませんでした。

1億円で何をするつもりなのか?

師匠の言葉は続きます。「で、年収1億円で何を買う?どんな生活をする?何が欲しいんだ。」もちろん、何も答えられませんでした。本当にバカの一つ覚えだったのです。

「じゃあ、1億円あったら何か買える?」という問いにも、初めて考えをめぐらせました。以前に宝くじのCMで10億あったら車が何台買えて、なんてやっていたので、それをマネしてみました。

  • 1億円で、1,500万円の車が6台
  • 1億円で、10万円の豪華ディナーが1,000回
  • 1億円で、50万円の旅行が200回

どうでしょう?すごい金額なのはわかりますが、ピンときません。

ハワイで5千万円のコンドミニアムを買いたい!

また同時期に、私には大きな夢がありました。それが「1年のうち半分はハワイで暮らしたいから、ハワイに5,000万円のコンドミニアムを買う!!」です。

これ実は、MORE美のドリームマップ作成セミナーに参加して発表したものです。その時は好評だったのですが…。

FP(ファイナンシャルプランナー)さんのアドバイス

私の夢を聞いたFPさん「それ、20年間ハワイに通っても1年で250万円使えますよ。わざわざ5,000万円払って買わなくてもよくない?」

年収1億円の根拠もなければ、夢に必要なお金もどんぶり勘定でした…。

必要なお金、つまり年収を算出するには、一生でいったいどれくらいのお金が必要なのか?や、夢を実現させるのにはどれくらいかかるのか?を具体的な数字にすることです。

希望年収算出法

では、実際にどうやって希望年収を算出するのでしょうか。

紙とペンと電卓を用意してあなたも希望年収を出してみてください。40歳未満の方は、40歳以降で考えてください。あなた次第で驚愕の数字がでるかもしれません♪

あなたのやりたいこと、夢、希望をつめこむ

まずは、40歳以降に1年間であなたのやりたいこと、夢、希望を書き出します。具体的に書いてください。それに必要な金額を算出していきます。

【 例 】

年4回の国内旅行と年2回の海外旅行(1人分)

国内旅行@100,000円×4回=400,000円
海外旅行@500,000円×2回=1,000,000円

※単価は例です。あなたの希望の単価で計算してください。
※1人分です。40歳以降に旦那さんや子どもの費用も出す場合、人数分算出してください。

趣味、食事、娯楽、夢のための貯金などなど、希望と費用を書き出します。

あとは、40歳からの生活費です。全体的にいくらかかるか?私もそうですが、意外に把握できていないので、この機会に月々の生活費を正確に出してみましょう。そして、理想の生活に足りない金額を足します。

【 例 】

将来、ペットを飼いたい。であれば、ペットにかかる費用も加えます。
将来、結婚してマイホームを建てたい。であればそれも、ローンを組んだとして加えます。

まだ希望年収ではありません。まずは全部でいくら?

さあ、それを全部足したら、いくらになったでしょうか?まずは、あなたの希望を叶えるために1年間で必要な金額を出しました。

でも、これは希望年収ではありません。個人差がありますが、だいたい65歳くらいまで働くと仮定します。つまり66歳以降は無収入になりますので、無収入の時期も加味します。

老後の生活レベルを維持するために×2

人生100年の時代です。年金だってあてになりません。65歳まで働いて、それ以降は無収入になっても生活レベルを維持できるように2倍にします。

【 例 】

夫、子どもなどは別として、年収500万円あるといいと計算できたとします。

老後も生活レベルを維持する場合、×2(2倍)にします。
500万円×2=1千万円※年齢によっては3倍の場合もあります。
=1千万円 ⇒ 希望年収です!!そして月収は83万4千円ほどです。

次は老後に必要な金額も出してみましょう。
まず月額は、年収500万円÷12か月=老後、月々約42万円となります。
90歳まで生きると、
500万円×(90歳-65歳)=1億2千500万円、老後に必要です。

忘れないで!夢や希望から先に考える

希望年収は、あなたの年齢や、やりたいことによって全く違ってきます。また、これは税金を考慮していないので正確とは言えません。ただ、あなたがこれからを楽しく、豊かに暮らしていくための目安にはなります。

また、希望年収の額から、売上目標も立てられ、今後どう調整していけばいいかも、より具体的に考えられます。

ですが、お金はあくまで手段です。夢や希望を叶えるための道具の1つです。まずはあなたの夢や希望が1番です。それを忘れないで下さい。

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