「学ぶ」という言葉の語源は「真似(まね)ぶ」という言葉であり、真似ぶを100%実行することで誰よりも成長する方法であり、成功へ近く第一歩だということはご存知でしょうか。
「真似なんてよくない」と考える人も多いですが、実は真似をすることが最も最短に成功へ近く方法なのです。
今回は、「真似ぶ」ことの重要性と、100%真似ぶ方法についてお話ししていきたいと思います。
日本古来の茶道、武道、芸術等の教えの中で、「守破離」という教えがあります。
まずは師の教えを徹底して守り、次に自分なりの師の教えに工夫を入れ、最後は師から離れてオリジナルを見つけるという考え方です。
どの分野でも、まずは真似ることが重要だという考えで、オリジナルは最後に生まれる、ということです。
守破離の考え方は現代でも通用し、それを物語るのはアップル創業者であるスティーブ・ジョブズの言葉です。
Good artist copy, Great artist stole.
優れた芸術家は真似をし、偉大な芸術家は盗む
よく物語としてあるのが、アップルの商品は実は他社が作っており、それを大衆が使いやすいようにデザインしたのがスティーブ・ジョブズと言われており、真似ることを実践しています。
ジャーナリストのデレク・トンプソンはスティーブ・ジョブズについてこう語っています。
(最初であることより)最高でいることのほうが良い。ジョブズの天才的な才能とは、ずる賢い彫刻家であることだ。誰かに最初の一彫りを入れさせ、輪郭が出来てきたところで最後の一仕上げを完璧にこなす彫刻家だ
まずは守を徹底し、次に改善し、最後の離を実践して、アップルというブランドが確率したのです。
真似ぶことの重要性を理解したところで、実際に真似ぶをする上で2つの抑えておくべきポイントをあげます。
「真似ぶ」という言葉を分解すると、「真」に「似せる」と書きます。
つまり、全てを似せてこそ、「真似ぶ」というのです。
例えば、三ツ星シェフが作ったメニューに、オリジナルの調味料を1つ加えると、味が台無しになってしまうと思います。
つまり、真似をするということは、オリジナルを一切加えず、全て真似をするということがとても重要です。
真似ぶ際に、「ここは絶対に違うと思う」と考えてしまうこともあると思います。
しかし、良いところも悪いところも、全てが重なってその人の結果が生まれているのであれば、悪いと思ったところも実は意味があったりします。
そのため、悪いと思ったところも、まずは守破離でいう”守”に徹してみることが重要です。
通信が普及し、今の時代は情報が溢れかえっており、何を参考にしたら良いか迷ってしまいます。
そのため、どうしても早く結果を出そうと、すぐ違う情報に飛びついてしまう人が多いです。
本当に成果を出したいなら、最低でも3ヶ月は一つの人を信じ、徹底的に真似ぶを実行した方が成功へ最短で近く方法です。
是非、”真似ぶ”を実行してみてください。
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