日々、人生は2択の連続、「やる」か「やらない」か。
周りの人から見れば大したことない選択かもしれないが、自分にはとても大きな決断に思えて、なかなか決められず「自分には決断力がない」と思ってはいないでしょうか。
一方、世の中には何事も即断即決で決めることができる「決断力」のある人も存在します。
その違いはどこにあるのでしょうか?
本記事では、「決断力」の本質を見抜き、決断力を鍛える方法をお伝えします。
決断の目的地は、自分の夢・目標を叶えることです。
そのため、自分が何になりたいか、何をしたいかなどの、夢・目標や価値観が確立できている人は総じて決断力のある人が多いです。
自分の夢・目標を叶える決断がどちらかを考えるだけであれば簡単そうに見えますが、もう一つ考えるべきは「相手軸」です。
決断すべき事柄が”自分だけ”のことであれば自分軸の視点に沿って決断をすればいいのですが、ほとんどの決断には第三者が絡んできます。
相手軸が絡むと、相手の立場で考える必要が生まれ、相手軸が多ければ多いほど、決断が困難になるということです。
つまり、決断力を鍛える方法は、「自分軸」を明確にし、「相手軸」を考える能力を高めるということになります。
この場合、「自分軸」に照らし合わせながら、「相手軸」を考慮しなければなりません。
例えば「会食」です。
会食に行かなければその分仕事に励むことができるが、今後の仕事の付き合いを考慮すると会食に行った方がいいケースもあります。
決断する際に、「相手軸」の人数が増えれば増えるほど、決断の難易度は高まります。
自分軸と相手軸のそれぞれの鍛え方を紹介します。
自分軸とは自分の人生の目的地であり、自分軸を知るということは、自分が何がしたいかを知ることです。
つまり、自分が何をしたいかを知ることが、決断力を鍛える最初のステップになります。
自分が何をしたいかを知る最も簡単な方法が、夢リストを作ることです。
夢リストとは、自分がやりたいことを思うままに紙に箇条書きすることで、具体的な方法は下記に記述してあります。
【リンク】「叶う夢リスト」を作るための3つの条件と100個書くための3つのコツ【サンプル付き】
「 夢リストってどうやって書いたらいいの?」という方のために、テンプレートもご用意しましたのでご活用ください!
【リンク】夢リストテンプレート【ダウンロード可】
子どもから大人に成長するにつれ、相手の立場に立って考える力は自然と身につきますが、大人になると成長はストップしてしまいます。
成長がストップするということは、意識しなければ相手の立場に立つ力は衰えていくということになります。
「相手の立場に立つ」ためには訓練が必要で、具体的には1つの事象に対して関わる人の顔を思い浮かべ、「この人だったらどうだろう?」と考えることです。
「この人の立場ではどうなんだろう?」と意識して思考することが、「相手軸」を考える力を身につける方法です。
決断力を鍛えるとともに、決断力の精度を高める3つのテクニックもご紹介します。
人生の目的地が決まったところで、今の自分はどの位置にいるのか把握していないと正しい決断はできません。
今の自分は、目標に対してどの位置にいるのか、そして今最もすべきことはなんなのかを考える必要があるということです。
具体的には、目標となる自分の状態を箇条書きし、今の自分の状態も書き、違いを箇条書きで書いていきます。
書き終わったら、目標の状態になるために何をしたらいいかを書きましょう。
頭の中で答えを出そうとして、堂々巡りをした経験はないでしょうか。
脳みそを有効活用する最も効果的な方法が頭の中を空っぽにすることで、正しい決断をするために、一度ぐちゃぐちゃになっている頭の情報をすべて書き出してしまいましょう。
一度書き出し、それぞれの情報を整理して、どちらを決断するか決めましょう。
決断という行為は、脳の体力を大きく消耗します。
特に、脳が疲れ切っている夜に大きな決断をすることは、間違った決断をする可能性が大いに高まります。
答えに行き詰まったら、思い切って寝て、翌朝に決断すると案外すんなり決まることがあります。
煮詰まったら一度寝てみるのも1つの手段ですね。
決断力を高めるのも素晴らしいですが、自分の夢・目標に近づくために最も最適な方法は、自分の夢・目標が叶っている人に決断を委ねることです。
結果というは、小さな1つ1つの決断の積み重ねであるため、自分の夢・目標が叶っている人の決断を真似れば同じ答えに辿り着くということです。
自分で考えてしまうと、どうしても弱い自分が顔を見せ、正しい決断ができないことがあります。
いっそのこと、正しい方向に導いてくれるメンターを見つけて、決断の全てを委ねてみるのもオススメです。
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