「夢リストって効果あるの?」
夢リストは、夢を紙に書くことで夢が叶うというスピリチュアルな世界の話に聞こえるかもしれないですが、実は夢リストの効果については科学的に証明されいます。
そして、夢リストの効果を最大限に高める使い方をするだけで、夢への達成率が11倍も挙げることができます。
今回は、夢リストの効果、さらに夢リストの効果を最大限に発揮するための夢リストの使い方についてお伝えしていきたいと思います。
夢リストは、夢・目標を箇条書きして、夢を明確化し、潜在意識に働きかける目的がありますが、夢・目標を達成させるためには「公言」しないと最大限の効果を発揮しません。
夢を明確にすることで年収が10倍になるということは、ハーバード大学の卒業生を対象にした実験で判明しています。
ハーバード大学MBAの卒業生を対象に、「将来の夢」についてアンケートをとったところ、次のような結果となりました。
- 具体的な目標があり、明確な計画を立てている:3%
- 目標はあるが、紙に書いたりはしていない:13%
- 特に目標はない:84%
さらに、10年後にそれぞれの年収の推移を調査したところ、目標が明確だった3%の合計年収は、残り97%の合計年収より10倍高かったということがわかりました。
夢を明確にし、潜在意識に働きかけることで十分な効果を得られるのですが、夢リストの効果を最大限に発揮させるためには夢リストを公言しましょう。
夢リストを公言すると、「パブリックコミットメント」という心理が働くのです。
心理学者・クルト・レヴィン氏が提唱した方法で、自分の大切な人、尊敬する人、彼氏・彼女、パートナーに対して目標を公言することで、目標達成率向上させる行為です。
目標を公言したことを紙に書くことによって、責任を果たそうとする心理状況になります。
スポーツ選手や経営者の中にビックマウスと言われるタイプの人間がいますが、まさにパブリック・コミットメントの効果を得て、自分自身を追い込んでいるのです。
また、2002年に行われた、スクラントン大学のジョン・ノアクロス教授の実験では、目標を宣言したグループとそうでないグループに分けたところ、宣言したグループは6ヶ月後の行動継続率が11倍も高かったことがわかっています。
【 決意を公言した人と公言しなかった人の継続的な成功の割合 】
公言した グループ |
公言しなかった グループ |
|
---|---|---|
1〜2周間後 | 71% | 51% |
3〜4周間後 | 64% | 17% |
3ヶ月後 | 50% | 16% |
6ヶ月後 | 46% | 4% |
夢リストは書くだけでなく、大切な人に公言してこそ、最大限の効果を発揮します。
夢リストを書く際の、絶対に注意すべき3つのポイントは下記3つです。
「パソコンでエクセルにまとめた方が、携帯からも見れるし便利じゃない?」と思う方もいますが、タイピングやスマホよりも手書きの方が脳への定着率も高く、効果があると言われているため、手書きで作成しましょう。
また、夢を具体的にするために、いつまでに行くのか、いくらかかるのかも、必ずあわせて書きましょう。
夢リストを書きたいと思う人のほとんどが、現状には満足できず、夢や目標がある人だと思います。
もし、今そのためにやることが明確で、「夢リストを書く時間もないよ!」というのであれば書かなくてもいいかもしれませんが、そうでなければ今を変えるためにも、騙されたと思って書いてみましょう。
何か行動を変えないと、結果は変わりません。
現状を変えたいなら、まずは行動してみましょう。
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