ビジネスの始まりは、リストアップ表の作成から始まります。
リストアップ表とは「顧客リスト」であり、自分の身の回りの全ての人をリストにまとめた表です。
鉄鋼王として知られるアメリカの実業家・アンドリュー・カーネギー氏は、顧客情報の重要性について次のように述べています。
私の全ての財産を持っていってもかまわない。ただし、顧客リストだけは残しておいてくれ。そうすれば、私はすぐに今の財産を築いてみせる。
また、江戸時代の商人は、火事が起きた時に、何よりも顧客台帳(顧客リスト)を大切にしたと言います。つまり、リストアップ表は商売の生命線であり、商売を始めるためのファーストステップになります。
今回は、これから商売を始める方に必要なリストアップ表の注意点、リストアップ表の書き方、またダウンロード可能なテンプレートまで用意しました。
ぜひ、商売に活用ください。
どんな商売も仕事は”人とのご縁”から生まれます。
そのため、商売を立ち上げたばかりの方は、自分の活動を知ってもらいご縁を繋いでもらうために、自分の想いを友人・知人に語りにいきます。
SNSがいくら発達しようとも、アナログの想いには勝る伝達方法はないからです。
ここで多くの人がやってしまう間違った行動が、自分の商品やサービスを売りにいってしまうということです。
知人・友人は営業先ではなく、あくまで決意表明をして「応援団」になってもらう対象です。逆の立場で、友人・知人から商品を営業されたら、あなたは応援をしたいと思うでしょうか。
目先の利益に走って営業するのではなく、自分の広報をしてくれる応援団を複利的に増やしていくことが、一見遠回りに見えて、実は最も合理的な近道なのです。
リストアップ表は、営業リストではなく、未来の応援団リストなのです。
それでは、具体的なリストアップ表の作成方法をお伝えします。
リストアップ表に書く対象者は、自分にまつわる全ての人です。
「全て」とは言葉通り、親戚や小学校から大学までの友人、さらによく行くコンビニの店員や隣の部屋の人までです。
名前がわからなければ、「よく行くコンビニの若い女性の店員」などと書いておけば問題ありません。
アポリストに書くことで対象者を意識するようになり、自然と連絡先を交換するきっかけが生まれてりします。いわゆる、引き寄せの法則です。
商売が成功する可能性を1%でも高めるためにも、必ずリストアップ表には全ての人を書きましょう。
大前提、リストアップ表の書き方に決まりはありません。ただ、下記6項目を書いておけば間違い無いです。
リストアップ表に書く項目のポイントは、リストアップ表を見たときにその人がどんな人が分かる情報を書くことです。
自分が必要だと思う項目があれば、付け足しても構いません。
リストアップ表は一度書いたら終わりではなく、出会いの数だけ増やしていきます。
リストアップ表は商売の生命線でもり、増えていくことは精神的な安定を生み出します。
どんな出会いでも、リストアップ表には付け足していくようにしましょう。
リストアップ表を見てアポを取ることも大切ですが、移動時間などの隙間時間にぼーっと眺めることも効果的です。
リストアップ表を眺めていると、「あ、この人そろそろ誕生日だ」などのように連絡する口実が見つかります。
人の信用は接点の回数と比例するため、用事を見つけて連絡することは、応援団作りをする上でも重要な行動です。
リストアップ表を作って満足せず、定期的にぼーっと眺める時間を設けるようにしましょう。
最後に、MORE美監修のリストアップ表のテンプレートを作成しましたので、ダウンロードして商売に活用ください。
【ダウンロード】リストアップ表のテンプレート
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