副業で簡単に稼ぐことはできない！2030年に向けての正しい副業の選び方と副業をする上で重要な2つの考え方

2018年は”副業元年”と言われるほど、国をあげて副業解禁に向けて大きな変革が行われました。

社会全体が副業に対して取り組んでいる一方、「副業で簡単に稼げる方法」といった、間違った考え方が普及しているように思います。

今後の日本の社会全体の働き方を考え、正しい副業とは何か、そして副業をする上で最も重要な2つの考え方について見ていきたいと思います。

副業を考えている人にとっては非常に重要な内容になりますので、少しでも頭の片隅に入れておいて頂けたらなと思います。

2つの副業の種類と正しい副業の選び方

これからの日本はパラレルキャリア（複数の働き方）を持つ者が増え、副業が当たり前の時代になります。

そのため、副業に取り組むことは当たり前のことになるのだが、副業の選び方には気をつけなければなりません。

副業には大きく分けて「会社員」としての副業と、「フリーランス」としての副業があり、それぞれの特徴は下記の通りです。

	フリーランス	会社員
換金性	お金を貰えるまで時間がかかる。	すぐにお金がもらえる。
将来性	自分自身のファン（クライアント）ができるため、資産となる。	会社の看板で活動しているため、会社のファンはできるが、個人のファンはできずらい。

副業というと

など考える人が多いですが、副業をする上で最も重要なことは「ファンを作ること」と「経験を積むこと」です。

ファンを作る、ということが重要と言われるとパッとイメージしづらいが、下記3組をイメージしたらわかりやすいかと思います。

3組に共通するのは、猛烈なファンが沢山いるということです。

自分が何をしようが、どんな状態になろうが、自分自身を応援してくれる人がいればうまく行くのです。

モノを売るのではなく、自分自身のビジョンを売り、共感してくれる仲間を作る、ということです。

ファンがいれば、何をやってもうまく行くのです。

自分自身の資産として残るものの1つが「ファン」であり、もう一つが「経験」です。

幼い頃、自転車に乗る練習をし、必死な思いで自転車に乗ることができたと思いますが、今も自転車に乗れると思います。

一度経験したことは、生涯の資産になります。

そのため、最初はお金にならなくても、経験になることは積極的に取り組みましょう。

会社員の場合、労働の対価として時間を売るため、すぐにお金をもらうことができます。

しかし、フリーランスはお金になるまで非常に時間がかかります。

会社員の収入の入り方が1次関数に対し、フリーランスは2次関数となります。

フリーランスの方のほとんどは、成果が出る前に辞めてしまうのです。

今では年収が奥は悠々に超えるyoutuberのヒカキンでさえ、4年間の長い間大きな結果が出ず、お昼ご飯は200円の定食を食べていたのです。

継続することの重要性に関しては、著名人が多くの名言を残しています。

起業家を目指すんだったら、会社を興すことを考えるんじゃなくて、一生自分がやり続けられることを見つけるのが大切です。

柳生正／ユニクロ

夢を掴むことというのは、一気にできません。小さなことを積み重ねることで、いつの日か信じられないような力を出せるようになっていきます。

イチロー／プロ野球選手

継続は力なりで、粘って粘って、何度も何度もチャレンジしないと何事も成功しないよ。

稲盛和夫／京セラ

自分自身が、楽しく取り組めることで副業を始めることが、副業の第一歩目かもしれませんね。