入社して「思っていた仕事と違う」と感じる女性も多く、入社して3年以内に離職する割合は31%.9%と厚生労働省が発表しています。
また、昔のように終身雇用という制度も崩壊している今、転職が身近になっているからこそ知っておくべき転職情報10選をお伝えしたいと思います。
今の会社に不満があり、転職を検討している方がこの記事を読んでいると思いますが、転職のマイナスの側面を正しく理解していますでしょうか?
先ずは転職のマイナスの側面を2つご紹介します。
転職後の給与は一番気になると思いますが、実際は転職後に約3割の人が10%以上も給与が下がっているのです。
「リクルートワークス研究所」が5万人を対象にアンケートを取ったところ、全体ではおよそ40%以上の人が、前職よりも10%以上給与が減ったという統計が出ています。
10%以上アップ | 10%以上ダウン | |
---|---|---|
全体 | 31.4% | 44.3% |
正規社員 | 35.4% | 34.1% |
非正規社員 | 30.7% | 46.8% |
同じ20代でも、前半と後半では会社から求められるものが違い、未経験分野にチャレンジしたい場合は24歳までに転職することをお勧めします。
女性の転職サイト「type女性の転職エージェント」調べによると、「未経験の方でも応募可能」としてる求人広告数が、25歳を超えると急激に少なくなり、さらに27歳を超えると更に大きく下がる結果となっています。
年齢 | 求人数 |
---|---|
23歳 | 56% |
24歳 | 64% |
25歳 | 34% |
26歳 | 32% |
27歳 | 17% |
28歳 | 15% |
29歳 | 13% |
そのため、今までと違った業種にチャレンジしたい場合は、できれば24歳まで、またどんなに遅くとも26歳までに転職することをおすすめします。
転職をすでに前向きに検討している方は、転職相談行く前に必ずすべきことをお伝えします。
この手続きをしっかり踏むだけで、数十万円もらえる可能性があります。
失業した際に、失業期間中に受給できる国の保証として雇用保険の失業手当というものがありますが、実は再就職した際にも雇用保険の失業手当を受給できる方法があります。
それが『再就職手当』と呼ばれる制度です。
再就職手当は少し複雑なので、ほとんどの人が活用できていない制度ですが、ここでしっかりと理解して活用して行きましょう。
再就職手当を受けるためにはいくつかの条件がありますが、その中で再就職する前に知っておくべき2つの条件だけお伝えしておきます。
給料明細に「雇用保険料」という項目があったと思いますが、その雇用保険に1年以上加入している必要があります。
原則正社員であれば”労働期間=雇用保険”になっていますが、アルバイト、有期契約社員の方で自分の雇用保険の加入期間を確認したい方は、最寄りのハローワークに 「身分証明書(免許証、住民票、健康保険証等)」、「印鑑」を持っていけば確認することができます。
雇用保険の基本手当を受給する際に、7日間の待機期間というものがあります。
この間、あるいは会社を辞める前に就職してしまうと再就職手当はもらえないので、再就職手当を受給したい方は、再就職日には十分にご注意下さい。
次に、転職を応募する上で、絶対に確認すべき2つの項目についてご説明します。
この2つをチェックするだけで、ミスマッチを劇的に下げることができます。
こんな募集を見たことはないでしょうか。
一回に数十人や数百人を応募している会社は、募集数分だけ離職率が高いということです。
開業時などは別ですが、毎回大型募集をしている会社は何かしら離職率が高い理由があるので、しっかりと検討しましょう。
会社の詳しい情報や新しい情報などを、1年に4回のペースで発行されているのが「四季報」で、転職の際に活用できるのが「会社四季報」や「就職四季報」です。
四季報には離職率も掲載されており、会社の実態を把握できるということです。
離職率に関しては、会社側が「N/A(ノットアンサー)」と回答できるようになっているが、N/Aと記載するのも理由があるということを理解しておきましょう。
数ある転職先からいくつか候補が見つかり、転職先からも前向きに検討していると言われる状況で、転職先に就職する前に必ず確認しておきたいのが「就業規則」と「労働条件通知書・雇用契約書」です。
就業規則、労働条件通知書・雇用契約のいずれにも、詳しい労働条件や会社の福利厚生が明記されています。
気を付けなければいけないのが、企業の中には募集を多くするために、事実とは異なる労働条件で募集をしている会社もあります。
就業規則は会社の労働条件が全て記載されています。
就職する前、した後に1つ1つの項目を説明されることはないので、必ず転職を決定する前に確認しておきましょう。
就業規則が会社全体での労働条件に対し、労働条件通知書や雇用契約書は個別具体的な契約条件が記載されています。
労働条件通知書に必ず記載されている項目は下記の通りです。
この中で、「労働条件が思っていたのと違う!」となりやすいケースを2つご紹介します。
見込み残業とは、予め労働時間に残業時間が含まれており、その分の残業代も給料に含まれる制度です。
不動産業などは見込み残業が多いですが、見込み残業という制度で騙して、サービス残業がおこなれているケースが非常に多いので、十分気を付けましょう。
下記2つの違いはわかりますか?
実は、1番目は祝日がある週は「祝日」+「土日のどちらか」という意味なのです。
2番目は、土曜・日曜・祝日全て休日という意味です。
このように、休日の記載方法で勘違いをするケースは非常に多いので、よくわからなければ必ず質問しましょう。
面接時に気を付けるべき点について、楽天が中途採用業務に関わった300人のアンケートをもとにわかった面接官が重視するポイントを把握しておきましょう。
最後に、転職に役立つサイトも掲載しておきます。
いくつか登録し、情報を収集しておく方がいいかと思います。
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