みなさん、今だにパスワードを使いまわしたりしてないですよね?生年月日や自分の名前、あるいは「123456」なんてパスワードを設定していないですよね?
今回は、イギリスの政府機関が公表した「危険なパスワードランキング」をご紹介したいと思います。
イギリスの政府機関「サイバーセキュリティーセンター」が行なった世界中のハッキング被害の調査で、世界で最も被害を受けたパスワードが「123456」で、なんと2320万件ものハッキング被害があったと判明しました。
次いで2位の「123456789」が770万件でした。
3位以降の危険なパスワードランキングがこちらです。
特に多かったパターンが規則性のある数字の羅列です。
一度はSNSの乗っ取り被害を見たことがあると思います。
気軽に「乗っ取られちゃったよ」と考える人もいますが、もし乗っ取られたSNSと同じパスワードとIDを使用しているウェブアプリがあれば、同様にハッキングされてしまうリスクがあるということです。
最悪の場合、自分の情報の漏洩だけでなく、スマホに登録されている他人の個人情報が抜き取られる、自分ごとだけでは済まない問題に発展する可能性があります。
単純に難しいパスワードを設定すればセキュリティ対策ができているとかというとそうではなく、ウェルスからパスワードを盗むケースもあります。
ウィルスをパソコンに侵入させ、入力した情報を直接盗む方法です。
「私はウィルスソフトを入れてるから大丈夫!」と思う方もいますが、ウィルスソフトは決して万全ではありません。
どんなに優れたセキュリティソフトにも、「セキュリティホール」と呼ばれるプログラムの欠陥が見つかります。
クラッカー(悪いハッカー)は、このセキュリティホールを見つけては攻撃を仕掛けてくるので、常にハッキングとセキュリティはイタチごっこの関係なのです。
セキュリティソフトを入れてるだけで安心するのは早いです。
パスワードを使い回さないことや、簡単な文字列にしないことはもちろんのこと、ソフトウェアを最新にアップデートすることも有効なセキュリティ対策の1つです。
ソフトウェアにできたセキュリティホールは、「パッチ」と呼ばれる絆創膏のような役割のプログラムを追加することで解決するのですが、パッチの配布方法が「アップデート」なのです。
パソコンや携帯に「ソフトウェアを最新にアップデートしますか?」と表示されたら、面倒臭がらずにすぐにアップデートするようにしましょう。
支払いもキャッシュレス化が進み、オンラインでやり取りする時代が当たり前になりました。
決済サービスが過熱する中で、個人の情報管理能力がますます求められます。
自分の身は自分で守るためにも、常にハッキングされるリスクにあるということを念頭に置き、準備しておきましょう。
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