毎日毎日働いてばかりで、ふと立ち止まった時に「自分はこのまま働いてばかりでいいのだろうか?」と不安になった方もいると思います。
そこで、
など、働く女子の実態に迫り、将来を見据えた上で何をすべきかについてお話ししたいと思います。
毎日働きづめで、「なんで働いているんだろう?」と、働く意味を見失っている方も多いと思います。
そんな方は、まず仕事は手段だということを再認識するべきです。
人生は旅のようなもので、目的は旅の行き先で、仕事は目的地に着くための乗り物です。
ただ、多くの人が手段に振り回され、目的を見失っています。
など、仕事からやりたいことを見つけるのではなく、自分の心にある本当にやりたいことから答えを見つけるべきです。
ライト兄弟が空を飛びたいから飛行機を作ったように、会話をしている人の顔が見たいからテレビ電話ができたように、目的を達成するための手段が仕事という考えが重要です。
そして、自分の目的を考える際、最も大切なことは自分自身の中から答えを見つけることです。
人は関わる人の影響を受けてしまう生き物で、コカ・コーラでコンサルタントを行っていた億万長者起業家「ジムローン」は次のような明言を残しています。
あなたはもっとも多くの時間をともに過ごしている5人の平均である。
日本語のことわざでも「朱交われば赤くそまる」という言葉がありるように、人は影響を受けやすい生き物で、影響力の第一人者であるアメリカのロバート・B・チャルディーニが、「人が動く6つのアプローチ」を説いています
チャルディーニによると、権威があり、社会的証明がされ、また自分に好意を持っている人からの影響は受けやすく、特に影響力の強い人の話を聞くと、いつの間にか影響を受けていることは多々あります。
そのため、まずは最も落ち着ける場所で、紙に向き合って自分と対峙してください。
自分の理想の状態を、100個ほど箇条書きにし、自分の目的地をしっかりと見定めることが重要です。
そして、目的地を見つけた後は、自分の理想な状態になっているロールモデルを見つけるが次のステップです。
職人の世界や、スポーツの世界でもそうですが、まずは目指すべき人を見つけ、徹底的に真似ることからが最初の一歩です。
自分自身に問いかけ、自分の未来がイメージ出来たら、実際にそうなっている人に聞くことが最も効率的で速く目的地に辿り着く方法です。
2025年、日本の労働人口が583万人足りなくなると言われ、実質的に足りない労働人口を埋めるのは下記4点と言われています。
- 生産性向上:114万人分
- 女性の労働参加促進:313万人分
- シニアの労働参加促進:121万人分
- 外国人の労働参加促進:34万人分
労働市場の未来推計(intelligence HITO総合研究所)
上記の数字を見てもらうとわかる通り、最も期待されているのは「女性の労働参加」です。
国としても平成27年8月に「女性活躍推進法」が成立し、女性の労働参加促進を支援金等で各企業に促しています。
これからの時代を築いていくのは間違いなく働く女子なのです。
嫌な仕事に時間と労力を割くのではなく、しっかりと自分を見つめなおし、キャリアを築いていきましょう。
日本の現代の問題の1つにある「少子高齢化」。
2015年の国勢調査によると、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合を示す「生涯未婚率」が、女性の生涯未婚率は14%まで上昇しており、年々0.5%以上増えています。
生涯未婚率 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
2005年 | 15.96% | 7.25% |
2010年 | 20.14% | 10.61% |
2015年 | 23.37% | 14.06% |
生涯未婚率が上昇する一方、「結婚したい」人の割合は30年前からほとんど数字は変わっておらず、9割近くは結婚したいと考えているのです。
“結婚したいが未婚”、この現象が起きている理由は、女性の仕事への環境が整えられていないからです。
1986年に「男女雇用機会均等法」、2015年に「女性活躍促進法」により、女性の社会進出が進み、育児休業を導入する会社は8割を超え、国としても女性の社会進出、また管理職への立場向上を目標に掲げています。
そして、「第1回21世紀成年者縦断調査の概況」で、正社員女性を対象にした調査では、子育てしている女性の84%が「継続して働きたい」という意思を示しています。
それにも関わらず、実際の離職率が高い理由は、「意欲はあるが、評価されずらいシステム」に問題があるということです。
つまり、働く意欲はあるが、現実は子育てに時間が取られてしまい仕事に集中できず、結果として子育てのために早上がりする姿を側から見ると「やる気がない」と見えてしまい、責任ある仕事がもらえず仕事に対して意欲を無くしてしまい辞めてしまうという現象が起きているのです。
そして、結果として「今はもう少し仕事を頑張りたい」という思いから、結婚が遅れてしまい、婚期を逃してしまうのです。
仕事に対しては前向きで、かつ結婚にも前向きで、「仕事と結婚を両立したい」という考えの方は、自分のビジネスを持つことが解決策だと思います。
会社員だとどうしても時間的制約が出てしまい、いつ奪われるかわからない子どもの時間と折り合いをつけることは難しく、いずれどちらかの選択を迫られてしまいます。
しかし、自分でビジネスを持つ、いわゆる”起業”をすれば、自分の時間を自分で作ることができるため、仕事にも子育てにも注力することができます。
ただし、いきなり起業をすることは難しいので、仕事も結婚も充実させたいという方は、結婚する前の時期から、休みの時間を活用して起業する週末起業をすることをおすすめします。
働く女子のリアルの3つ目は、”お金”についてです。
結婚、出産、マイホームと、年齢を重ねていくごとに多くの出費がかかり、「実際いくら貯金があったらいいの?」と考える人もいるかと思います。
そこで、結婚前の準備に必要な貯金がいくらかについて見ていきたいと思います。
結婚までに必要な貯金額は、結論から言うと450万円です。
結婚・ウェディングの総合サイト「ゼクシィ」の調査によると、結婚費用の具体的数字は下記の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
結婚式 | 294万円 |
新居 | 73万円 |
新生活予備費 | 100万円 |
マイホーム | 600万円 |
上記を全て足すと867万円となり、夫婦2人で割ると433.5万円になります。
そのため、最低450万円程度は貯金ができていれば一先ず安心です。
働く女子のリアルに迫ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
大切なことは、自分の進むべきを見つけ、しっかり行動することだと思います。
なんのために働いているのか、結婚はどうするのかなど、一度立ち止まって未来を見つめることが重要です。
休みの日に、一度手を止めて未来を見つめ直してみてください。
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