何かを始めるのに必要になるのがお金。
もし、起業に活用できる公的・民間の支援があるなら是非活用したいはず。
そこで、女性の起業に役立つ補助金・助成金・融資・民間支援を一覧でご紹介したいと思います。
まず、女性のみが活用できる助成金はありません。
助成金は主に厚生労働省が出している支援金で、従業員を雇う場合などに活用できます。
もしこれから従業員を雇う予定の方向けに、活用しやすい助成金をご紹介します。
非正規社員を正規社員に転換することで使える助成金です。
いくつかの条件はありますが、1人あたり最大72万円まで支給される助成金です。従業員を雇う場合は是非活用したい助成金です。
「職務に関連した専門的な知識及び技能の普及に対して助成する制度」で、従業員が自発的に有給を取得して、研修を受けることで支給される助成金です。
おおよそ47.5万円受給できます。
雇用管理制度を整え、離職率低下に取り組んだ場合に支給される助成金です。
「目標達成助成」というコースでは、最大72万円支給されます。
次に、個人事業主でも申請可能な補助金をご紹介します。
補助金も助成金同様、女性専用の補助金はありませんが、助成金と違い、個人事業主でも申請可能なものも多いです。
特に活用しやすい補助金を3つご紹介したいと思います。
知名度・活用しやすさNo.1の補助金で、ホームページ制作やチラシなど、幅広い経費が対象となるのが特徴です。
他の補助金と比べると、補助額は大きくないですが、採択率も30%程度と通過率は比較的幅広いです。
何か新しい製品を行う場合に活用できる補助金で、上限は500万円から1,000万円と幅広く活用できます。
採択率は、小規模事業者持続化補助金と比べると低いですが、それでも20%といわれており、20%の確率で、最大1,000万円の補助を受けられるのであれば、期待値は200万円なので非常に役立つ補助金です。
これから新しい商品やサービスを開発する方にオススメな補助金です。
補助金額は1,000万円以内と、創業時に活用できる大型の補助金です。
採択率は10%台と非常に狭き門ですが、経費対象の範囲は幅広く、人件費も対象となります。
他の補助金と異なり、事前に特定の機関からの事業計画の支援が必要なので、申請する場合は余裕を持って3ヶ月前頃から準備をする必要があります。
補助金・助成金以外にも、様々な形で資金調達をすることが可能です。
起業時の融資といえば欠かせないのが日本政策金融公庫です。
銀行の融資と比べて金利は高いですが、銀行よりも審査の基準がゆるく、これから起業する方にはおすすめの融資調達方法です。
日本政策金融公庫は様々な形で融資を行なっておりますが、審査方法は同じで、その人にあった融資の形で話を進めてくれます。
女性の起業時に役立つ融資の種類は、下記の2つです。
信用をお金に変える装置がクラウドファンディングで、あなたの思いに共感してくれた人が支援してくれるサービスです。
「あなたを応援したい!」と思える人の数が、クラウドファンディングの成功の秘訣なので、あなたに信用があるか、サービスや商品の奇抜さによって成功するかどうかが決まります。
クラウドファンディングのサービスは多種多少で、有名な5つのクラウドファンディングサービスをご紹介します。
女性の支援を独自で行なっている企業も存在します。
コンテスト形式で行われ、ビジネスモデルが重要視されるため、審査基準は金融機関以上に厳しいです。
「商品やサービスに自信がある!」という方は、受けてみてもいいかもしれません。
実は、自治体独自で行なっている補助金があり、ホームページ制作に活用できる補助金もあります。
一部地域限定ですが、一度自分の地域が行なっているか調べてみてください。
女性限定の補助金・助成金はほとんどないですが、女性でも活用しやすい資金調達方法を一強にご紹介しました。
お金は余裕があるときにしか借りれないため、少しでも不安があるのであれば、借りれるうちに借りておくのも1つの手ですね。
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