MORE美 TOP 女性の起業支援情報 幸せに成功するキバー(giver)とは?

幸せに成功するキバー(giver)とは?

こんにちは!余吾です。

Giver(ギバー)という言葉を聞いたことありますか?これを読んでいるということは、もしかしたらMore美のセミナーで聞いたことあるという方のほうが多いかもしれませんね。

そのGiver、与える人です。今回は、幸せに成功するGiverになるための方法をご紹介します。

あなたはGiver?Taker?それともMatcher?

組織心理学者のアダム・グラントは人間のタイプを3つに分けました。それがGiver(ギバー)、Taker(テイカー)、Matcher(マッチャー)です。

  • Giver:受け取る以上に与えようとする人
  • Taker:与えるより多くをもらおうとする人
  • Matcher:Give&Takeのバランスを取ろうとする人

と言っても、スパッと3タイプに分かれるわけではありません。どんな人も赤ちゃんの頃は、みんなGiverだと思いますし、反抗期になれば、親や先生に対してTakerになります。自分が親になれば、子どもに対してはGiverでしょう。多くの人はMatcherでしょうか?

一見するとGiverかMatcherが成功しそうです。でも、アダムが行った実験結果によると、学問の成績も営業成績や仕事の生産性も、底辺にいるのもてっぺんにいるのもGiverの特性を持つ人という結果がでています。

様々な場面や自分の役割によっても違ってきますが、あなたはどのタイプが強くでるでしょうか?

SNSの利用の仕方でタイプを知る

どのタイプか?SNSを利用している人だったら、利用傾向でわかります。

  • Giver:人の投稿に「いいね」などの反応やコメントをして、応援するタイプ
  • Taker:自分の投稿の反応、コメントにしか興味がないタイプ
  • Matcher:自分の投稿に反応、コメントしてくれたから相手に返すタイプ

どうでしょう?少し大げさに表現しましたが、SNS上で考えると結構スパッと区別できますよね。もちろん、区別できない人もいると思いますが8割くらいの人は、どれかに当てはまるのではないでしょうか。

こうして見ると、Takerは自己中心的で、Matcherは相手次第でこちらも反応を変えるので信頼性に欠けます。この中ではGiverがやっぱりいい人っぽく見えますね。

つまりGiverになることが幸せや成功につながるの?

Giverが善良な人で、Giverになればいいのかな?って思いますよね。でも、アダムの実験結果にもあったように、営業成績や生産性の底辺にいるのもまたGiverです。

成功の定義や基準は人それぞれですが、どう考えても成績や生産性が悪いのであれば、幸せや成功とはほど遠いですよね。なぜでしょう?それは、次のようなGiverのタイプがあるからです。

自己犠牲の上に成り立つGiver

アダムの実験でどうしてGiverの結果が悪かったかの理由が、他の人の勉強や仕事を手伝っていて、自分の勉強や仕事が進まなかったことです。自分が不利になることを顧みず、人に協力してしまうのが原因だったのです。

あなた自身や、あなたの周りにこんな人いませんか?

Giverがどんな感情で与えているかも、実は大事な要素です。同じ与えるでも、なんで私ばっかりとか、本当はやりたくないのにと心で思っていれば、それは本人にとって相当のストレスになってしまいます。

自分だけがつらい思いをして頑張っている

  • 周りにいるTakerから頼みごとをされて残業することになり、結局、自分の仕事は後回しになってしまう。
  • 家族がいるのに、家事をすべて自分でやらなければと頑張ってしまう。

人に嫌われるのが怖くてNoと言えない

  • 友人に「安くして」と言われて、自分の商品・サービスを値引きしてしまう。
  • 何かの集まり、会合でいつも会計係や幹事をやらされる。

これらは、本人が本当に周りの人のためにと思って、進んで行っていることだとしても、幸せや成功にはつながりません。

じゃあ本物のGiverって?

じゃあ、本物のGiverとはどんなものなのでしょう?どうしたらなれるのでしょう?その考え方をご紹介します。

自分自身を「俯瞰(ふかん)」する

「俯瞰(ふかん)」= 高い所から見下ろすことです。心理学では「メタ認知」と言われます。基本は自分自身をもう一人の自分が認知するということなので、両方とも「客観視」するということです。

他の人の要求より先に、自分はどうしたいのか?をまず考えます。誰かの役に立つ、誰かを幸せにするためには、まず自分です。飛行機に乗っている時に、酸素マスクが降りてきたらまず自分が酸素マスクをして、それから周りを助けてあげるってよく聞きますよね。

Giveも同じです。自分に与えてあげてください。それから周りの人です。そのためには自分を客観視して、冷静に見ることです。

No Deal(取引しない)のカードを持つ

相手がTakerで与えて欲しい気持ちが強いと、Giverはガマンして受け入れてしまうことがあります。でも、相手を思って受け入れたことで悪い結果になることはよくあります。

例えば、あなたのサービスをTakerの友人が「安くして」と言ってきたとします。あなたはそれを友人のためなら、と受け入れます。それがなんらかの形であなたのサービスを定価で購入していた人に知られてしまったら、あなたは信用を失ってしまいます。

後の影響を考えて「No Deal(取引しない)」という提案を頭の隅に入れておくといいです。これなら、友人もサービスは受けられないけど、お金を払わないので損はしません。もっと安いところに行ってもらえばいいだけです。

相手にもGiverになるチャンスを与える

時にはあなたも誰かに助けを求めて、やってもらいましょう。それは相手がGiverになるきっかけになるかもしれません。

例えば、一人でやっていた家事を少し旦那さんやお子さんに手伝ってもらうとします。その時はしぶしぶかもしれません。が、あなたが心からありがとうと、手伝ってくれたことに感謝したら、どう思うでしょう?きっと嬉しいのではないでしょうか。あなたを手伝うことで、あなたの役に立つ喜びを知る=Giverが新たに誕生するかもしれません。

まとめ:本物のGiverが受け取るギフト


幸せに成功するGiverになることに、難しいスキルや知識はいりません。ですが、簡単になれるものでもありません。

でも、努力して本物のGiverになると計り知れないギフトが受け取れます。これは、まだ私も修行中なので、本物のGiverさんから聞いたお話です。
「自分の家庭でも、自分のお店やビジネスでも、24時間365日、自分だけが守ることはできません。だけど、本物のGiverとして与えてきた人の周りには、なんとかその人を守ってあげようという守備の輪が広がる。自分だけで頑張って守ろうとしなくても、自然に守られていくんです。」こんな幸せな成功って、他にありませんよね。

本物のGiverを目指す価値、あると思いませんか?

\ この記事を大切な人に届ける /

起業のお金周りについて相談したい!

MORE美ではより多くの女性の挑戦を支えるために、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーのサポートを無料で提供しております。
全国20地域に支店がありますので、まずは気軽にご相談くださいませ。

LINEで無料相談
人の画像